細貝です。
ブログを立ち上げて記事を書き始め、慣れてくると気になるのは、
検索エンジンに表示されて、ユーザーに訪問されてくるには
どの程度の量の記事を書けばいいかと言うことです。
実際に検索エンジン上位には、文字数の多い記事も少なくないので、
ついつい、多くのユーザーに見てもらえる検索1ページ目に表示されるために、
「とりあえず文字数が多い記事を書けばいいのでは?」
と思ってしまいがち。
そこで、今回は、読者の目線でもより良いブログ記事にするための
文字数の目安に対する意識を紹介していきます。
記事の概要
ブログ記事の文字数の目安を意識せずに、読者が満足できるかが重要
ブログの記事を書き始めると、良くあるのが、
「記事の内容は何文字書けばいいんだろう」
ってどうすればいいか分からず悩んでしまうことです。
ただ自己満足のために書きたいだけなら、何文字でもいいですけど、
せっかく書くなら検索エンジンの上位表示させたいと思うのが普通。
もちろん、最初は気にしていないけど、ある程度書いてみると
どれくらい書けばいいか不安になってしまって悩んでしまうなんてよくありますよね。
では実際、僕が記事を書く際はどうしているのか、目安とかを決めているのかと言うと、
正直、文字数の明確な目安って決めていません。
と言うか、自分で決めることではないと思っています。
なぜならあくまで、ブログ記事の目的は読んだ人の悩みを解決すること、
余裕があれば楽しんでもらうことだからです。
書く必要がなければ、短くても問題ありません。
ついつい、長文を書けば、良さそうに感じてしまいがちですが
記事の長さが目的にならないように意識した方が良いということです。
ただ記事の長さは目的にはしていませんが、
ユーザーの悩みを解決し、満足してもらう目的で
結果的に、記事が長くなることは普通にあります。
ユーザーがブログ記事に満足してもらうために、網羅性を意識する
記事を書く際は、まずユーザーの疑問を解決させ、
満足してもらうことを意識する必要があり、
ブログ記事の文字数の目安は意識してはいないと言いました。
ただ、一見すると上位表示されている記事は
記事の文字数が長くなっていることが少なくありません。
こんな文字数が多い記事が上位表示されていることも見かける現状を見ると、

「ブログ記事の文字数の目安は、多い方がいいのでは?」
と思ってしまうのも仕方ないことです。
ですが、実のところ記事の長さ自体が評価されているのではなく、
グーグルが評価していることの一つ、記事内容の網羅性が評価されているに過ぎません。
つまり、記事の内容は、キーワードで検索するユーザーが持ちそうな悩みを解決するために
直接の答えはもちろん、それだけでなく、
関係した情報を合わせて幅広く伝えられるのが、評価されているということです。
まあ、単純に悩みに対する答えが書いてあるだけでは、
書く側も読むユーザー側も面白くもありませんよね。
まあ、例えば極端な話、
「やせるにはどんなダイエットをすればいいですか?」
「低炭水化物ダイエットが効果的なのでしましょう!」
のようなことだけ一言ぐらいで書いてあっても
「あ・・・はい」
って感じの反応しかできないわけです(笑)
当然、そんな辞書的な記事を見たいわけではありませんよね。
低炭水化物ダイエットを選んだ理由や背景、その方法などの
関連した情報も合わせて見たいと思うはずです。
それが検索エンジンで上位表示させるために意識しがちな、
いわゆる網羅性の高い記事を書くと言うことになります。
つまり、検索する際のキーワードで調べる人が感じるかもしれない疑問が
余すことなく書いてある方が、上位表示されやすいということです。
ただ、網羅的に書いた記事の方が、
結果的に上位表示されやすいと言っても、もちろんそれ以外に
僕がざっと考えたところではメリットは3つあります。
インパクトを与え、必要性を感じさせるため
検索してサイトに訪問してくれたユーザーが記事コンテンツを見た際、
当然、あっさり、一言二言で悩みに対する答えを言っているよりも、
理由や対抗策、そのメリットなどなど、コンテンツのボリュームが多いほど
必要性を感じてくれるし、信頼もしてくれやすくなります。
するとどうなるか・・・
自分の悩みを分かりやすく、幅広く解説してくれたとして、
読者は、自然とサイトの印象を何となく頭に残してしまいますよね。
もちろん、それだけで覚えるとまではいかないかもしれません。

ですが、ユーザーにインパクトを与えてしまえば、
頭の片隅に多少は記憶に残るので、また訪れたりしてくれたり、
時には、サイトの購読者になってくれることもあるということです。
記事コンテンツにオリジナリティが出やすいため
ブログの記事コンテンツもただ、単に疑問の悩みの答えを書いただけでは、
同じ内容の記事が量産されてしまいます。
それでは面白くないし、何より読者も悩みや
疑問の答え自体だけでは納得しませんよね。
答えの背景や理由、自分なりの経験があるからこそ、
読者はあなたの導き出した答えに納得してくれますし、
ついでに、あなた自体にも共感してくれ、読者になってくれたりします。
だからこそ、検索エンジン的にも、
表示されるコンテンツにオリジナリティがあった方が、
検索エンジン自体の評価が良くなるワケなので、
記事を上位表示させるには内容にオリジナリティが
あった方が評価されやすいというワケです。
そして、先に紹介した周辺情報と今紹介したオリジナリティを含んで
記事を書こうとすれば、ブログ記事の文字数は、
正解とも言える目安はないものの、自然と増えていきます。
ソーシャルメディアでアクションされやすくなるため
今では、facebookとかtwitterなどのソーシャルメディアで
自分のブログの記事コンテンツを紹介すれば、
いいね!とかリツイートなどの反応をされ、集客として活用できます。
ですが当然、紹介して反応を取る記事コンテンツの質が
高い必要があるのは否定できません。
その質の高さは、記事のインパクトやオリジナリティによるわけで、
少なくとも共感や参考になると思ってくれないと
いいねもリツイートなどの反応もされませんよね。
そこで、ソーシャルメディアのアクションを積極的にしてもらうためには、
インパクトやオリジナリティを充実させれば、
必然的に文字数が増えていくと言うことです。
ブログ記事の文字数は単純に多ければいいワケではない
ブログ記事を上位表示させるためには網羅性の高い記事、
つまり、書く話題のキーワード(検索エンジンで検索の際に打つ言葉)によって、
訪問してくる読者の悩みを解決できる
関係情報を多く含んだ記事の方いいとは言いました。
そう言うと、たくさん情報を含んで
文字数が多い記事がいいのかと勘違いしてしまう人もいるかもしれません。
なので、一応勘違いしないように言っておくと、
実際、ブログ記事の文字が増えるのは結果に過ぎないです。
つまり、文字数が多いほど有利なのではなく、
ユーザー目線の周辺情報や自分の考えや意見、経験などのオリジナルをいれた
記事の文字数が多くなりがちなだけ。
まあ、ブログ記事内容の密度があれば、ユーザーも読んでくれるし
サイト滞在時間が伸びるので、SEO対策として上位に表示されるのは確かです。
と言うのも、ユーザーがブログをどれくらいの時間を書けて読んでいるかで
検索エンジンにも評価されますからね。
ですが、逆にブログ記事内容に密度がなければ、無意味に長いだけで、
ユーザーも飽きて読んでくれるはずもなく、逆効果でしかありません。
ただ長いだけでは、
「えっと、この記事が何を言っているんだっけ?」
ってこんな感じなりがちですよね(笑)
別に長くなるのは記事の内容上しょうがない面があるにしても、
分かりやすく伝えるよう、ある程度の努力はするべきでしょう。
例えば、ブログ記事を書く際、以下のようなことをしていたらNGですよ。
・前置きが無駄に長い
・必要のない情報をだらだら書いてしまう。
・口コミや経験をやたらと書いて文字数を増やしてしまう
・他の記事のコピペ切りはりで記事を増やしてしまう
・必要以上に同じことを繰り返し話してしまう
あくまで、文字数が多いのは結果に過ぎず、目的にしない方がいいと言うことです。
ただ、少なくとも上位表示させるつもりなら、僕の感覚では、
表示させたいと思っている検索キーワードで
現在上位表示されているサイト記事文字数の平均ぐらいのコンテンツは
必要ではあると、僕は考えてはいます。
まあ、当たり前かもしれませんが(笑)
だから、人によって、2000文字とか5000文字とか
ブログ記事の文字数目安が変わったりするワケです。
つまり、キーワードによっては、文字数の長い記事になることもあるので、
作成に時間がかかることも少なくありません。
よくブログ記事は毎日と言わないまでも、
ひんぱんに更新した方がいいと言われがちですが、
上記で紹介した通り記事の網羅性、密度が重要なので、
僕としては無理に、急いで記事更新する必要はないと考えています。
変に妥協して薄い記事を量産するくらいなら、
1週間をかけてでも、自分で納得できるコンテンツ量の
記事を書いた方がマシです。
ブログ記事の文字数の目安を決めると陥ってしまいがちな罠
ブログ記事の文字数の目安を決めてない方がいい理由は、
実のところ他にもあり、
それは書くことに慣れるほど、ある程度の量がかけると
満足してしまう可能性が出てきてしまうことです。
確かに、ある程度書けばブログ記事を作成するのも慣れ、
テンポよく作成できるのですが、それでも手が止まらずに
作成できるってなかなかありませんよね。
必ず、ブログ記事作成中に、思わず「うーん・・・」ってうなりながら、
手が止まってしまう機会は出てきます。

そんな時、書けない状況を突破するには、ネットでも何でも調べたり、
もしくは自分の意見や考えを深めることが必要になってくるワケです。
ですがその時、ブログの文字数の目安を気にしてしまうと、
「記事の文字数も目安ぐらいに近くなったし、これくらいでいいか・・・」
って感じで、文字数があると言う理由で妥協してしまいかねません。
でも、記事の文字数つまりコンテンツ量は、自分で決めるものではなく、
むしろ、読者第一主義だったりします(笑)
つまり、読者が満足できるかどうかで決めるのが最良。
だからこそ、記事の目安を決めてしまうと、
自分本位の記事になりがちで、ユーザー目線の記事にならず、
結局内容が薄く、正直読まれない可能性が高いです。
もちろん、ユーザー目線の記事を書くべきなら、
ブログの記事内容は、少なくなるよう努力するべきではありますけど。
ブログ記事の文字数は、できる限り少なくするよう意識するべき理由
今までで、記事コンテンツは、
ユーザー目線の記事で網羅性の高い記事がいいとはお伝えしましたが、
同時に、なるべく短い記事内容になるよう意識するべきです。
やっぱり、人の集中力の持続時間ってそこまで長くはありませんから。
だいたい人の集中力が持続する時間は一般的には、
最短3分程度、最長15分とされているみたいです。
さらに言うと、これまた一般的に1分につき読める文字数は、
普通の人なら、平均600文字程度、
本を読み慣れている人なら、1000文字程度ぐらい。
なので、僕は、普通の人が集中力の持続する時間の平均で読める文字数、
9分✖️600文字=5400文字
くらいを超え過ぎないようには考えています。
もちろん、扱う題材であるキーワードによっては、
読みやすくなるようにしても、その文字数よりも多くなりがちですが(笑)
まあ、抑えることを意識し過ぎて、
ブログ記事コンテンツが薄くなっては意味がないので
頭の片隅に置いて、あくまでなるべく文字数が
少なくするように心がけるだけに留めています。
正直、ブログ記事は悩みや問題を解決したいから読んでいるので、
長々と読書をしたい人っていないと思うんですよ。
だからこそ、僕がブログ記事を書いてみる時は、
ひとまず、ブログ記事の網羅性を意識して、
ユーザーの悩みを解決する答えと周辺情報も含めて記事を書きます。
その後、大抵文字数は多くなるので、
先に紹介した5400文字に近づけ、伝わりやすくなるよう
無駄なことを書いていないかを見直したりしているんですよね。
まあ、ブログ記事で伝えたい内容を正しく、伝わりやすく意識して書くって、
正直、記事の内容の充実さやライティングスキルなんかよりも重要だったりします。
逆にここができていれば、スキルがなくても、
内容の多少粗があっても、ユーザーに読まれるのは難しくありません。
サイトに訪問さえしてくれればですが。
いくら上位表示されても読まれなければ意味がないですからね。
なので、網羅性の高い記事を書けば、量は増えてしまうが、
それでも少ない文字数で表現することを
意識するして書いたほうがいいとは考えています。
ブログ記事の文字数の目安を考え直そう講座まとめ
それでは今回は、ブログ記事の文字数の目安を
意識してしまう人が多いので、どう考えて書くべきかお伝えしました。
結論から言うと、検索エンジンで上位表示させるつもりのブログ記事の文字数は、
多くの読者が満足するような周辺情報や
自分の経験などのオリジナル性を含んだ記事にした際の結果であって、
記事を書くためのキーワードによって変わります。
ただ、周辺情報や自分の経験や考えなどのオリジナル性も含んだ記事は、
必然的に長くなる傾向があるので、
上位表示されている記事は長いもの多いということです。
もちろん、話題によってはそこまでの情報が必要なく、
そこまで長くない記事でも検索上位に見かけることはあります。
とは言え、キーワードで検索し、記事に訪問してくるユーザーは、
もちろん、長々と記事を読みたい人は多くはありません。
むしろ、時間がない人の方が多いかもしれませんね。
だからこそ、その網羅性とオリジナル性も盛り込んだ記事を書いた後は、
人の集中力がそこまで長く続かないことも考慮して、
余程記事の文字数が少なくない限り、
いつも無駄なことを書いていないかを見直し、
伝えやすくできるよう改良してから完成した方がいいですね。
少なくとも、僕は記事を書くときは、以上のように書いています。
それと、ブログ記事のその他については、
こちらでも書いているので参考にはなるとは思います。
では、今回はこの辺で・・・
今回も呼んでいただきありがとうございました。