どうも、細貝です。
僕はネットを利用したビジネスを始めて、収益を得るなら、
ジャンルを決め、サイト等の媒体で自分の考えやノウハウをコンテンツとして
構築する情報発信ビジネスをおススメしています。
ただ、自分の情報発信媒体の作り方というと、
オリジナル性やキャラクターを意識して
コンテンツを打ち出していく構築法を思い浮かべてしまいがちですが、
それ以外にも大量のコンテンツを整然とまとめて構築し、価値を示す
キュレーションサイトというジャンルも存在します。
と言うと、キュレーションサイトの作り方は
ただ大量の情報をまとめれば、アクセスも集まり、
収益も上がっていくのかと思ってしまいがちですが
必ずしもそうとは限りません。
機械的にまとめ記事を量産すればいいワケではありませんし、
そもそも、キュレーションサイトを作る前にも
事前に下調べもしっかりするべきなんです。
そこで今回は、経験0の人でもある程度できるよう、
キュレーションサイトを構築するという意味と
その具体的な作り方、考え方について紹介していきますね。
記事の概要
キュレーションサイトの概要と作り方、構築の意味
キュレーションサイト(まとめサイト)による
情報発信媒体構築のハードルの低さを紹介する前に
そもそも、キュレーションサイトとはどういうサイトなのか
その意味を知っていますか?
まず、「キュレーション」という言葉は、IT用語として、
インターネット上の情報を集めて、まとめること、
もしく収集した情報を分かりやすく並べつつ、結び付けて
違った価値を生み出し、共有するという意味でもあります。
なので、キュレーションサイトの記事内容は、
インターネットにもともとある情報を様々な視点から集め、
運営者の判断からユーザーにとって見やすく、
役立てるように編集、構築したものばかりですよね。
つまり、まとめサイトのことをキュレーションサイトと
言っている場合もありますが、結局のところほぼ同じ意味。
でも、いくらユーザーにとって有益な情報を提供していると言っても、
「既存の情報をまとめただけのキュレーションサイトにそこまで需要があるのか?」
なんて思ってしまいます。
ですが、実際、割と利用されている傾向にあるという事実。
なぜなら、確かに現在ネットには膨大な情報があり、
調べればたいていのことは分かりますが、その情報量は、あまりにも莫大で、
正しい情報もあれば間違った情報も流れているからです。
なので、個人で調べていては、良くも悪くも情報量が多すぎるせいで、
探したい情報を取り出すのに、やたらと時間がかかり
自分で一から行動を起こしたがる人は実際あまりいません。
それに、苦労して求める情報を見つけても、
その情報が正しいのか、間違っているのかも判断するのが
なかなか難しいですし、面倒なところではあります。
つまり、記事のテーマについて、多角的な切り口からからの情報を盛り込んだ
キュレーションサイト(まとめサイト)を構築している人が増え、
大多数の人に重宝されているのは、自然な話ですし、意味のあることだということです。
ということで、現代の人たちは時間に追われている人が多いので
仕事などでどうしても知らなければならないなどの
仕方ない場合を除いて、趣味や興味を持った程度なら
サイトを渡り歩き、自分で逐一隅々まで調べることはあまりしません。
知りたい情報が集まっているキュレーションサイトで検索し、そのサイトを回った方が
手間もかけず効率的に、おおよその内容が把握できてしまうからね。
ですので、キュレーションサイトの中には、必要な情報が見やすく構築されていて
なおかつ記事のセンスが良いなどの理由で、ユーザーに価値があると思われたサイトには
PV数が数十万にも達している記事が普通にあったりします。
実際、その人気と需要の高さを証明するかのように、
キュレーションサイト(まとめサイト)は、作り方、大小様々ですが、数多くあり、
中には検索エンジンに価値があると認められ、上位も取っているものもあるのです。
要するに、キュレーションサイトというものは意味があり、
扱うテーマと構築の手法によっては、多くのアクセスを集められ、
十分収益を上げることが出来る可能性を秘めたサイトと言うことになりますね。
ただし、確かに収益に貢献できる可能性はありますが、
競争も同時に激しくなっているので、
戦略無しでは失敗する可能性も十分にあります。
特に最近では、単に情報を集めて分類し、再構成するだけでは不足で、
再構築する際、自分独自の考え方や情報を加えることで
価値をさらに増加させたりしないと、
他のサイトで埋もれやすくなってしまいました。
だからこそ、 構築には良質なコンテンツを増やしていく必要があるので、
ある程度の完成にしても、時間がかかり
自分が長い間情熱を注げると確信できるジャンルないと
途中で挫折しかねませんし、うまくいきません。
キュレーションサイトの作り方は、運営者の世界観を見せるのも必要
キュレーションサイトの構成は簡単に言うと、
まず、そのサイトにおける大きな目的に沿って
その達成へと貢献できるテーマを持つ記事内容を、
複数用意することで構築していきます。
そして、1つ1つの記事内容の作り方はネット中の他のサイトから、
いろいろな視点から必要な箇所を抜き出して、自分なりに再構築し
ユーザーにとって分かりやすく、テーマに関する情報を紹介していくことになりますね。
なので、キュレーションサイトの需要の高さは十分あるものですが、
実は、その作り方は初めての方でもハードルはそこまで高くありません。
なぜなら、キュレーションサイトの実物を見たからわかると思いますが、
すでにある情報をわかりやすく再構築するだけで、
情報媒体構築作業が実践できるからです。

まあ、キュレーションサイトを閲覧しているユーザーって、
知りたい情報がサイト上に見やすく構築されており、
手軽に目的の情報を知れるからこそアクセスしてくるワケで、
その記事のオリジナル性やサイトの管理人が
どういう人かにはあまり興味がありません。
ただ最近では、キュレーションサイトの数も増加したので、
いくらキュレーションサイトと言っても記事中に
自分のキャラクターや自分なりの言葉が盛り込んで、
自分独自の価値観や世界観が出して差別化できている
キュレーションサイトのほうが、アクセスを集めやすいのは確かです。
つまり、キュレーションサイトの作り方で重要視されるのは、
以前は記事の情報量と質、あとは、
情報を分かりやすく伝える記事の見やすい構成でしたけど、
最近はサイト管理者の独自の世界観や考えにも
力を入れたほうがいいと言うことになります。
もちろん、あくまで情報を再構築するのが目的ですから、
良かれと思ってキュレーションサイト上に
キャラクター性に富んだオリジナルの文章をあれこれ書いて構築しても、
邪魔に思われてしまうこともあり得ますが。
あくまで「キュレーション」の意味的にもユーザーが求めている
肝心の情報まとめの内容がメインデッシュで、
自分の価値観や考えはそれを引き立てるデザートと思ったほうがいいですね。
だからこそ、自分の世界観や意見は必要ですが、
主張しすぎなくてもいいと言うことになります。
実際、ネットビジネスを実践し始めた人は、
元々自分のブログなどを運営していたのなら話は別ですが、
そうでない方は、100%自分で考えた言葉で記事コンテンツを作っていくことに
慣れていませんし、難しいと思ってしまう人も少なくありません。
その不安要素をある程度排除して、キュレーションサイトを
構築できるのなら言うまでもなく、作業が捗るでしょうし、
ネットを利用した情報発信ビジネスの実践としての一歩を
踏み出しやすいメリットと言っていいでしょう。
キュレーションサイトの作り方の前に、競合をチェック
実際にキュレーションサイトを作ろうと考えた場合、
あなたはすでにどういうジャンルのサイトを構築するかを決めて、
すでに、作り方を意識している段階に入っているかもしれません。
ただ、キュレーションサイトを本格的に構築する前に、
必ず確認しておかなければならないことがあります。
それは、あなたが考えているキュレーションサイトを運営していく際に、
ライバルとなり得るサイト及びそれぞれの記事内容のチェックです。
・サイト記事はどんなキーワードを設定していて、検索で何位か?
・SNSでの活動、ソーシャルメディアにおいてファン数はどれくらいか?
・サイトの更新頻度はどれくらいか?
・開始どれくらいで何人のファンができたか?(広告費用はどれくらいか?)
・・・ぐらいは自分のサイトを立ち上げる前に確認しておきたいですね。
と言うのも、いくらあなたの意志が強く、やる気に満ちあふれていたとしても、
今ではキュレーションサイトは数多くありますので、
これからあなたが始めて優位に立つには難しいジャンルも少なくありません。
もちろん、ライバルが全くいないジャンルなんて存在しませんし、
ライバルが少ないと言っても、アクセスがなければ意味がないので
確認はサイトを作る前にしっかりしたほうがいいと言うことです。
加えて、構築する予定のサイトのコンセプト、理念も設定し、
そこに興味を持ち読んでくれるのはどんな読者なのかもあらかじめ想定し、
どんな記事が必要かもだいたい決めておきます。
なぜなら、あなたが運営していこうと考えている
キュレーションサイトにどんな読者を集めるのかが想定できれば
書きたい記事のジャンルはもちろんキーワードはいくつか想定できますよね。
そのジャンルのキーワードに対して
あなたが書こうと考えている記事はもちろん、
サイト自体も量、質ともに勝てるかどうか下調べできるからです。
ちなみに、キーワードと言うのは、googleやyahoo等で検索するときに、
あなたが打ち込む言葉のこと。
例えばダイエットのジャンルなら、「ダイエット」で1語はもちろん
「ダイエット 食事」、「ダイエット 運動」などなど
2語のキーワードの場合も、はたまた3語の場合も少なくありません。
基本的に自分の書いた記事を検索エンジンで上位表示させる場合は、
このキーワードをタイトルや本文の中に盛り込んだ記事を書く必要があります。
つまり、もう何をリサーチするか分かりますよね?
まず、あなたが構築しようと考えているジャンルのキュレーションサイトに
必要だと想定でき、かつあなたのサイトコンセプトに共感したユーザーが
検索しそうなキーワードを含んだ記事コンテンツをできるだけ多く洗い出します。
そして、その洗い出した記事たちをあなたが書く場合、
現在に上位に表在されている記事よりボリューム、クオリティともに
勝つと思われるものが多ければ、そのジャンルで
キュレーションサイトを構築してもやっていける可能性は少なくありません。
実際に、キュレーションサイトを作り始めてしまった場合、
ライバルが強いと分かっても手放すのはどうしても抵抗があるものですから、
(まあ、僕は何度もサイトを作り直したので、あまり一つのサイトに執着はありませんがw)
このリサーチ作業は、必ず入念に行ったほうが、
あなたのキュレーションサイト実践精神衛生上にもいいはずです。
代表的なキュレーションサイトの作り方と考慮すること
これから、キュレーションサイトの記事作成について話していきますが、
まずその前にサイトの設定をしなければ、記事を書くどころの話ではないですよね。
そこで、僕のサイトのように、あなたも自分のサイトを運営するには、
ドメインやサーバーの設定が必要になります。
意外と始めての人はここで躓く場合も少なくありません。
実際、僕も始めてサイトを立ち上げようとしたときは4,5日かかりましたし。
なので、初めて情報発信を始めるためのサイト設定については、
別のコンテンツで解説していますので、まずはこちらを見て設定してみてください。
情報発信ビジネスを始める第一歩、ドメインとサーバーの取得徹底マニュアル
次から話すキュレーションサイトにおける記事の作り方の概要については、
サイトの設定ができたことを前提に話していきます。
では、キュレーションサイトの記事の作り方の話に移りますが、書くと言っても、
記事テーマに関する情報のまとめ方、作り方は非常に幅が広いです。
と言うのも、記事を書く際に拾ってくるネットの情報は、
・サイト等の文章形式
・SNSや2ちゃんねるなどに大量に投稿されているコメント形式
・視覚で解説する画像形式
・映像と音で解説する動画形式
こんな感じで、キュレーションサイト構築のために利用できる情報源は
実に様々な形式で存在しますからね。
これらの情報を利用して、あなたが運営するキュレーションサイトのテーマに
合うよう記事を作成していくのですが、その前にいくつか意識するべき点があります。
キュレーションサイト記事構築の際には、SNSからのアクセスも意識する
まず、記事を作成すると同時に、意識しなければならないことは、
あなたへのキュレーションサイトの記事への集客経路を考えることです。
と言うのも、サイトへのアクセスは、yahooやGoogleと言った
検索エンジンばかり考えてしまいますが、キュレーションサイトの場合、
FacebookやTwitterなどのSNSからの集客もより重要になってきます。
なぜなら、キュレーションサイトの記事は、悩んでいるユーザーへの
自分以外の情報の多角的な視点(文章だけでなく、他人のコメントや動画も使いやすい)と
読みやすさが売りなので、ユーザーとサイトの属性が合っていれば、
比較的SNSなどでもアクセスしてくれる人は少なくありません。
それに一度、サイトの存在を知ってくれて、サイトとSNSを連携していれば、
自分のSNSアカウントにサイト更新の知らせを届けるのは容易ですので、
SNS上でユーザーとつながりを持てば、更新のたびにアクセスを呼び込むことができます。
まあキュレーションサイトは、検索エンジンからアクセスが上がるのに
どうしても時間がかかってしまいがちなのは否定できません。
なので、記事コンテンツの構築が途中でも、
アクセスを生み出す可能性があるSNSの利用は是非、
行うべきだと僕は考えています。
(キャラクター性を意識する情報発信ならまた少し違いますが)
そのためにいいねやシェアがしやすいよう、
キュレーションサイト上にもボタンを配置し、
SNSで拡散してもらいやすい環境を作るのも効果的ですね。
ただ、実際にユーザーがSNSからサイトにアクセスしてもらう際、
あなたはただサイト記事の更新の情報を知らせればいいワケではありません。
ユーザーが記事コンテンツを見たいと思ってもらえなければ、
いくらSNSとサイトが連携できていても、アクセスが増えないです。
そこで、大切になってくるのは、あなたがサイトに付ける記事のタイトルになります。
キュレーションサイトの作り方として意識するべきタイトル
先にジャンルの選定を行う際、タイトルの付け方として、
あなたのサイトテーマに関心があるようなユーザーが検索するキーワードを
盛り込むべきとお伝えしましたが、検索エンジンを意識したタイトルなら
それで問題はありません。
ただ、SNSからのユーザーのアクセスも考慮するなら、
それだけでは足りなかったりします。
なぜ、SNSのタイトル付けとしては不十分なのか分かるでしょうか?
それは、SNSの場合は人の反応を意識したタイトルにしなければならないからです。
むしろタイトルの付け方で読まれるかどうかが
8割くらい決まってしまうと言っても過言じゃないと思います。
と言うのも、実際あなたに限らずユーザーは、
検索エンジンでキーワードを打ち込んで検索した場合、
上位表示されたサイトに対してタイトルはそこまで意識していません。
「上位表示されたサイトは、とりあえず見よう」
ってなるのが、あなたに限らずユーザー全員の普通の反応です。
しかし、SNSを見ていて、どこかの
キュレーションサイトの記事更新の知らせが来た場合、
そのサイトを見ようと判断するのはどこで決めるのかと言うと、
記事一つ一つのタイトルが気になると思うかどうかで決めてしまいますよね。
あとは、キャッチ画像でのイメージでピンときたらといったところでしょうか。
これに関してはいくら、キュレーションサイトの作り方、
そして記事内容が素晴らしくても関係ありません。
なので、SNSでのアクセスも本格的に考える場合、
第一印象、タイトルの前半で「ん?」と
ユーザーに思われるようなタイトルにする必要があるということです。

じゃあ、具体的にどうするのかと言うと、
タイトルの一番最初にユーザーの感情を動かすような言葉を配置しなければなりません。
もちろん、その後ろにキュレーションサイトとして構築するのに必要な
記事のキーワードを入れますが。
例えば、「ダイエット、簡単」、というキーワードで
キュレーションサイトで構築する記事なら、
「続ける意志が激弱の僕でもできた」+「今からでもできる最新のダイエット簡単手法」
まあ、こんな感じでしょうか。
「」で分けているのは、前半がユーザーの感情に訴える部分で
後半がキーワードを意識した項目という
2つの役割で構成されているという意味です。
ユーザーがSNSで一つ一つの項目を確認する時間は一瞬。
なので、一瞬でも思わず気になってしまうようなタイトルを
いきなりは難しいかもしれませんが、
何度も再考して、意識的に付けていきたいですね。
キュレーションサイトは普通のサイト感覚で作るのは得策ではない
一般的にサイトを作ろうとすると、
wordpressで作成しようと考えてしまいがちですが、
キュレーションサイトを作成する場合に関しては、その限りではありません。
なぜなら、最終的にキュレーションサイトは大規模な量の
コンテンツをまとめていくことになるので、
普通のサイトを作ることを想定してwordpressを用いると
表示速度に問題が出やすいからです。
実際、キュレーションサイトの読者は、
とにかく必要な情報を早く見たがる傾向があるので、
表示の遅さは多少問題になりかねません。
ただ、それはサイトの世界観や読者のほしい情報が
独自の視点で伝える面白さやコンテンツの質の高さである程度は補えるから
必須ではないと僕は感じてはいます。
サイト以外でも読者との関係を築き、ファン化するとアクセスが安定する
キュレーションサイト構築の際、
集客の経路としてはSNS、もしくは費用があれば広告が
短期で集めやすいので、頼ってしまいがちですが、
この2つだけだと、時間経過で飽きられやすいです。
特にSNSだと読者が視聴する媒体はスマホが多いですが、
何となく、暇つぶしで見ている場合も少なくない。
もちろん、そのためにも、検索エンジンからのアクセスを意識し、
SEOを意識した記事コンテンツ作りをした方がいいのですが、
加えて、効果的なものがあります。
それはリアル交流会や限定メルマガなどでさらに詳しい情報を提供したり、
読書の声を直接聞いたり、会ったりすることです。
やはり、運営しているキュレーションサイト以外でも、
読者があなたのことを思い出してくれる機会は多いに越したことはありません。
キュレーションサイトの記事の作り方だからこそ注意すべき点
先のジャンル選定の段階で、
キュレーションサイトの記事の作り方について、
その概要を話させていただきましたが
ここからはキュレーションサイトの記事の作り方に対する
細かい注意点について解説していこうと思います。
実際、どういう記事コンテンツを用意するかは、
自分のサイトジャンルに合ったキーワードを
タイトルや記事本文に盛り込んで、現在の上位表示されている記事より
少なくとも自分が質の高いと考えられる記事を書くということでした。
具体的な記事の構成としては、キュレーション記事前文で、扱う話題の概要、
ユーザーのどんな悩みが解決できるかから説明します。
そして、本文でその悩みに対する関係情報を画像や文章での解説に限らず、
時にはSNSのコメントを付け加えたり、
できれば他の自分の記事に関係するリンクも加えて、
分かりやすく悩みの本質とそれを解決する意味を伝えていく感じですね。
つまり、基本的に他のサイトの情報を自分なりに再構築し、
読者に対して情報を整理しつつ、自分の意見や価値観も加え、
サイトに色をつけていくことが必要ということでした。
ただ、キュレーションサイトは元々他人のコンテンツをまとめる都合上、
使用上、構築上の注意点もありますので、意識する必要が出てきます。
特にPV数が伸びても、権利関係を意識していないと
大きな問題になりかねないですし、
問題が起こり、印象が悪くなると、
収益にも大きく関わるので頭に入れておきたいですね。
著作権
キュレーションサイト記事本文で、その構築のためであっても、著作権が絡みますので、
基本的に画像に関しても文章両方の面で、そのままのコピペは基本的にNGです。
あくまで、他のサイトの情報を自分なりにまとめてみてください。
つまり、その情報のまとめ方やユーザーへの伝え方で
キュレーションサイトはオリジナル性を出すということになります。
とは言え、特に画像に関しては、自分で作るのは難しい面がありますので、
どうしても使いたい場面が出てくるかもしれません。
その場合は出典元を記載して「引用」と言う形で活用してくださいね。
ただし、引用についてもある程度のルールがあって、具体的にはざっと以下の通りです。
(1) 引用する資料等は既に公表されているものであること、
(2) 「公正な慣行」に合致すること、
(3) 報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること、
(4) 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること、
(5) カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること、
(6) 引用を行う必然性があること、
(7) 出所の明示が必要なこと(複製以外はその慣行があるとき)
引用元:文化庁
特に注意するのが(4)で、たまにある出典元はしっかり書かれていても、
記事コンテンツが引用だらけで構築されているような
キュレーションサイトはNGと言うことです。
まあ、それでは自分でコンテンツをまとめて新たな価値を作るという
キュレーションサイトの意味からも外れている気はしますが。
ちなみに、引用と自分のコンテンツの割合はどれくらいがいいのかと言うと、
あくまで僕の体感ですが、2~3割くらいが引用でも問題ないとは感じています。
肖像権
有名人などテレビなどに出演し、自分の顔で話題になって稼いでいる
人やキャラクターの写真や画像を商業利用として
構築することになるキュレーションサイトに活用するのは、
時には問題になる場合がありますので、できれば控えたほうが無難です。
特にディズニーやジャニーズ系はもちろん、
今話題になってきている有名人の画像等も避けたほうがいいかもしれません。
プライバシー権
キュレーションサイトを構築していく場合、
自分のコンテンツとしてSNSのコメントをまとめて利用する機会もあるかもしれません。
その場合、注意しなくてはならないのはプライバシー権です。
と言うのは、プライバシー権は他人に自分の私生活が分かるような情報を
みだらに公開されない権利なので、
SNSのコメントを何でもかんでもまとめて、記事コンテンツとして構築すると、
後々問題が発生する可能性も否定出来ません。
なので、キュレーションサイトの記事の作り方として
SNSのコメントを活用する際は、その人の私生活が分かりづらいコメントを
選択してまとめるほうが無難でしょうね。
話題になったDeNAの閉鎖問題から見るキュレーションサイトのあるべき意味
ビジネスとしてキュレーションサイトを活用するのは、企業も行っていることですし、
実践のハードルが低く、初めての人でも実践しやすい手法であるのは
分かっていただけたとは思いますが、
キュレーションサイトの評判は悪い時もありました。
というのも、過去にDeNAが運営する大手のキュレーションサイト、
医療系のWELQや女性向け大手サイトMERYなどが
あまりにも不正確なキュレーション記事を量産していたため、
一気に話題になると同時に問題になり、休止まで追い込まれた事件があったからです。
その問題としては、当時のキュレーションサイト記事は、
ユーザーに伝える記事の内容の質よりも
検索エンジンからの上位表示、SEO対策に特化した内容で、
情報の正確性は二の次だったことが挙げられます。
つまり、そのキュレーション記事の作り方としては、
ユーザーに検索されやすいキーワードを散りばめたり、
無駄に記事を長くし、参照リンクをたくさん用意するといった
テクニック面にまとめ記事内容が偏っていていました。
しかも、一方で肝心のキュレーション記事内容は、元の情報の信ぴょう性も確認せず、
情報を鵜呑みにし、しっかり確認していません。
実際、特定のブランド名+アレルギーといった言葉を記事タイトルにして
食品にまつわるアレルギーと特定のチェーン店のメニュー料理を
強引に結び付けるようなあまりにも不適切な記事や悩んでいる人が多い肩こりを
その原因は幽霊などと言った不正確どころかデタラメな記事コンテンツがザラでしたからね。
キュレーションサイトという意味の面からも間違っているのは明らかです。
いくら外注のライターがその杜撰なキュレーション記事を構築していたとはいっても、
ちょっと見れば分かるほどの質の低いコンテンツばかりの記事を修正せず、
そのまま投稿している事実から見ても、
全くチェックしていなかった可能性が否定できません。
DeNAの信用は失墜し、関係したキュレーションサイトは
全て休止に追い込まれたのですが、そのせいもあってか、
キュレーションサイトという情報媒体の構築自体がもう終わってしまった
言うなれば時代遅れのコンテンツのように話す人がたまにいたりしますね。
ですが、誤解の内容に言っておきますが、DeNAの閉鎖事件は、
山のようにあるネットの情報を分かりやすくまとめて、
自分なりの視点で見やすくかつ楽しめるようにコンテンツを提供するという
キュレーションサイトの意味も理解していないキュレーションサイトもどきが閉鎖した事件です。
ですので、ネットの情報を信ぴょう性の高い情報でまとめ、
自分なりの視点で提供している
大多数の普通に運営しているキュレーションサイトには
本質的に関係ありません。
そうでなければ、今でもなお検索エンジンの上位取っている
キュレーションサイトが存在するワケがないですよね。
なので、ユーザーに価値が提供できるのなら、
本質的にキュレーションサイトでも何でもいいのです。
つまり、DeNAの事件は、伝える情報が正確で自分の視点で構築し、
まとめたキュレーションサイトは今でも十分通用しますが、自分の利益ばかりを考え、
他人の迷惑も考えず、価値のない情報ばかり提供していたキュレーションサイトは
振り落とされるという当然のことが現実になっただけ。
ですので、この事件の結末を常に頭の片隅に置き、
記事コンテンツに需要があってかつ
自分の視点で信ぴょう性の高い情報をまとめれば、
初めてキュレーション記事を作成する方でも、
歓迎されるし同時に収益も上げられますね。
キュレーションサイトだと運営者があまり意識されない
キュレーションサイトは確かにすでにネットにある情報を、
自分なりの視点で分かりやすくまとめて提供することで
記事のコンテンツが作成できますので
後はそこに自分の価値観や意見を加え、
自身の世界観を少しづつサイトに反映させればコンテンツは作りやすいでしょう。
実際、コンテンツ、記事作成は今ある既存の情報をまとめて作成していく都合上、
外注を利用して効率よく実践することも十分可能です。
ただ、この記事の書き方は紹介した通り、
大きなメリットもありますが、必ずしもメリットばかりではありません。
と言うのも、まとめたキュレーション系の記事ばかりだと、
記事の内容ばかり意識されて、運営者自身が意識されないからです。
やっぱり、まとめた情報ばかり目がいってしまいますよね。
当然、意識されなければ、どちらかというと、
読者との信頼関係がそこまでできないので、
商品を扱ったり、誘導したりする場合は、高額のものは売りにくくなります。
低額のものなら、まだいいんですけどね。
だから、僕は自分のオリジナルの文章を含んだ記事コンテンツに書いたり、
キャラクター性を意識した情報発信のほうに本腰を入れたりしています。
キュレーションサイトの作り方講座まとめ
通常のネットを利用したビジネスのように、情報発信で稼いでいくのなら、
その根幹となるコンテンツとなる記事にはどうしても、
自分のキャラクターと言うか価値観を出した記事コンテンツが求められがちです。
当然ですが、ネットビジネス始めて、記事を書くだけでも苦労するのに
自分独自のオリジナル文章を用いて情報媒体で
あなたのキャラクターを出そうと考えると、なかなか記事が書けませんよね。
ただ、その問題は、キュレーションサイトノウハウなら、
大分ましにはなっていきます。
と言うのも、キュレーションサイトなら、
質の高い情報をユーザーにも分かりやすいように、
あなたなりの視点でコンテンツとしてまとめて提供できればいいので、
別に自分でオリジナルの文章を書く必要はあまりないんですよ。
もちろん、その代り、情報のまとめ方とその再構築した情報に対して
自分の考えや世界観を示すことで独自性を出す必要があるわけですが。
つまり、本に例えるとイメージとしては、
自分のキャラクター性を出すオリジナルの情報発信が小説で
キュレーションサイトがあるテーマに対して
様々な角度から情報を提供する雑誌といったところですね。

これがキュレーションサイトによる情報発信が、
ある程度やりやすい理由だったりします。
ただ、まとめた記事がメインのキュレーションサイトだと、
まとめた情報ばかりに目が向き、書いている人が意識されないので、
信頼関係が築きにくく、高額の商品を扱ったり、
誘導したりするのは向いていないのには注意が必要です。
なので、どちらかと言うと低額の商品ならいいですが、
高額の商品を扱ったり、ある程度自動化して売りたいのなら、
自分の価値観やキャラクターを出したサイトの方が、
あなた自身が共感されやすく、信頼されやすいので向いています。
まあ、高額な商品も扱いやすいキャラクターを意識したサイト作りや
そこからある程度の自動化した収益源については、
本題から外れるので、別の機会でお話ししますが、
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